皆の者、よう来てくれたのう!わらわは邪馬台国の女王、卑弥呼じゃ!
今日はのう、最近ちょっと困ったことが起きておるので、皆にも聞いてもらいたいんじゃ。
実はな、邪馬台国でもサイバー攻撃が流行っておるんじゃよ!
何じゃ、それは未来の話じゃないかって?
いやいや、わらわの国では、パソコンもスマホもないが、情報を盗もうとする不届き者は昔からおるんじゃ。
先日もな、隣の国から怪しい使者がやってきて、「女王様、天から特別なお告げが届きました。こちらの巻物に名前と秘密の暗号を書いてください」などと言うんじゃ。
わらわはすぐに怪しいと思ったぞ。
そもそも天からのお告げなら、なぜ隣の国の使者が持ってくるんじゃ!
しかも巻物には「今すぐ返信しないと、あなたの国の米が全部消えます」と書いてある。
なんじゃ、その脅しは!
わらわは使者に言ってやったんじゃ。
「うちの米は倉庫に保管してある。おぬしに消せるものなら消してみよ」とな。
すると使者は、急に顔色を変えて逃げていったわい。
どうやらフィッシング詐欺というものらしいのう。
それから、わらわはサイバー防御にも力を入れることにしたんじゃ。
まず、宮殿の入り口には見張りを三人配置した。
一人目は怪しい人物を見つける係。
二人目は巻物の内容を確認する係。
三人目は、怪しい人物が来たら大声で「それは詐欺じゃー!」と叫ぶ係じゃ。
ところが、この三人目が問題でな。
何でもかんでも詐欺だと言うんじゃよ。
魚屋が魚を売りに来ても「詐欺じゃー!」
八百屋が大根を持ってきても「詐欺じゃー!」
しまいには、わらわが朝食を食べようとしたら「その卵、本物ですかー!」と叫びおった。
もう少し仕事を選んでほしいものじゃ。
さらに、わらわは国の重要情報を守るため、暗号化にも挑戦したんじゃ。
「米蔵の鍵は、月が三つ出た日に、亀の甲羅の裏に隠す」
こんな具合に、普通の人には分からない文章にしたんじゃよ。
ところが、翌日になって家来が言うには、誰も意味が分からなくなって、米蔵の鍵を開けられなくなったそうじゃ。
おいおい、敵から守る前に味方が入れなくなってどうするんじゃ!
結局、わらわは大事なことを学んだぞ。
サイバー攻撃から国を守るには、怪しいものを開かないこと、暗証番号を他人に教えないこと、そして大切な情報を別の場所にも保管しておくことじゃ。
現代ならバックアップというやつじゃな。
ちなみに、わらわの最大の秘密は、実は毎晩こっそり甘い団子を食べていることなんじゃ。
これだけは絶対に漏らすわけにはいかん!
先日、家来に見つかってしまったが、わらわはすぐに言ってやった。
「これは国家機密じゃ。外に漏らした者は、明日から団子抜きの刑に処す!」
皆の者も気をつけるんじゃぞ。
怪しいメール、怪しい巻物、怪しい使者には要注意じゃ!
それでは最後に、わらわから一言。
国の情報は守れても、団子の隠し場所を守るのは難しいのう!
ああ、誰じゃ!今、わらわの団子を食べた者は!
まさか……内部犯行か!?
邪馬台国のサイバー防衛隊、ただいま緊急出動じゃー!

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