スキップしてメイン コンテンツに移動

『もう隠さなくていい、知ってるよ』~認知症だと思ってた義父が、私の不倫相手の名前を完璧に言い当てた夜~


はじめまして。

私は美咲、三十五歳。夫の実家で義父と三人暮らしです。

義父は八十七歳。要介護4。もう三年近く、ほとんど寝たきりで、認知症もかなり進んでいます。

https://youtu.be/127ILUDzbQA

最初に異変を感じたのは、去年の十一月でした。

夜中の二時過ぎ、義父の部屋から小さな声が聞こえてきて。

「……もう隠さなくていい、知ってるよ」


私はてっきり寝言だと思い、様子を見に行きました。

義父は目を閉じたまま、でもはっきりと、私の名前を続けて言ったんです。

「美咲……もう隠さなくていい。知ってるよ……健太くんのこと」

……健太くん。


それは、私が絶対にこの家で口にしてはいけない名前でした。

二年付き合ってる不倫相手の名前です。夫にも義父にも、誰にも言っていない。

LINEも全部消してるし、会うときはいつも遠くのラブホ。


なのに、義父は寝たきりのまま、薄く笑って繰り返したんです。

「健太くん、優しいね。美咲のこと、本気だって言ってたよ」

その夜は震えながら自分の部屋に戻りました。


幻聴だ、認知症の妄想だ、と自分に言い聞かせて。

でも、次の日も、その次の日も、毎晩同じ時間に。


「健太くん、昨日も遅くまで一緒にいたね」

「健太くん、美咲のこと抱くとき、いつもどこ触るの?」

「健太くん、奥さんにはまだ言ってないんだろ?」

全部、全部当たってるんです。


私が健太と会った日、時間、場所、会話まで。

義父は一日中ベッドに横たわってるだけなのに、どうして?

一週間後、とうとう我慢できなくなって、夜中に義父の部屋に駆け込みました。


「義父さん! どうして知ってるんですか!? 誰かに聞いたんですか!?」

すると義父は、初めて目を開けて、私をまっすぐ見て。

そして、にこっと笑って言ったんです。


「美咲……お前が寝てる間に、健太くんに会いに行ってるんだよ」

「俺の体は動かないけど、魂だけは自由だからね」

「昨日も見たよ。お前が健太くんの車の中で泣いてたろ?」

「『夫と別れたい』って言ってたよね」


……その日は、本当に健太の車の中で、私はそう泣いていました。

誰にも見られてないはずの場所で。

それから私は、もう義父の部屋に近づけなくなりました。

でも、義父は毎晩、私の寝室のドアの前で車椅子を止めて、小さな声で囁くんです。


「美咲……もう隠さなくていいよ」

「健太くん、今夜も待ってるってさ」

「俺が連れてってあげようか?」


今夜も、また二時になりました。

廊下に、車椅子の軋む音が近づいてきてます。

義父はもう寝たきりじゃなくなりました。

自分で車椅子を漕いで、私の部屋の前まで来るんです。


……もう、隠せない。

全部、知られてる。

義父は全部、見てる。


ねえ……あなたも、今、私のこと見てる?

義父さん……それとも、健太くん……?

どっちが、そこにいるの……?


コメント

このブログの人気の投稿

熊本駅前のタワーマンション最上階1億5千万円で売りに出てるらしい

中年を奮い立たせる露骨な方法|覚醒!40代のおっさんが一瞬で全盛期に戻る最終奥義

馬刺しを食べるときの薬味はホースラディッシュ

未亡人おすすめ日常生活でできる老化を遅らせ若返る今晩のおかず|アボカドオイルが若返りスイッチを入れる

熊本市石神山公園kumamoto ishigamiyama

災害時の悪路で役に立つバイクとかスクーター

中年を奮い立たせる露骨な方法|テストステロンを爆上げして獣に戻れ

奮い立たせる方法|このまま何もしないなら、10年後は確実に地獄だ

今夜のおかずは未亡人おすすめ|シワ・たるみを防ぐ“魔法の食材”

未亡人おすすめ老化を遅らせ若返る今晩のおかず|60代でもツルツル肌をキープする秘密の副菜3品