ねえ、聞いたことある?1971年の『ダーティハリー』って映画。これ、サンフランシスコが舞台なんだけど、連続殺人犯を追いかける刑事の話なのよ。まず、無差別に人を狙撃する“スコルピオ”っていう冷酷な犯人が登場するの。でね、いきなり10代の少女を射殺するのよ。怖いでしょ?その後、この犯人が「もっと人を殺されたくなければ金を払え」って警察を脅し始めるの。
で、主人公のハリー・キャラハン刑事(演じてるのはクリント・イーストウッド)が、この犯人を捕まえるように指名されるの。キャラハンって、普通の刑事とはちょっと違って、やり方がかなり強引なのよね。新しい相棒のチコ・ゴンザレスと一緒にスコルピオを追うんだけど、これがもうハラハラの連続!
スコルピオがまた新しい犯行を計画して、子供を誘拐して「金を払わなければ子供を殺す」って脅すの。キャラハンはその要求に応じるふりをして、命がけで犯人と対峙するんだけど、やっと捕まえたと思ったら、今度は証拠不十分で釈放されちゃうのよ!ここでキャラハンの怒りが爆発するの。法を超えてでも自分の正義を貫こうとするんだ。
最後の対決は本当にドキドキ。スコルピオを追い詰めて、壮絶な戦いの末にやっと倒すの。映画が終わるとき、なんとも言えない余韻が残るのよね。正義って一体何なんだろうって考えさせられるの。
見どころ
1. ハリー・キャラハンの圧倒的な存在感
もう、クリント・イーストウッド演じるハリー・キャラハン刑事がカッコよすぎ!冷徹でタフ、まさに刑事の中の刑事って感じなのよ。その決め台詞“Do you feel lucky? Well, do ya, punk?”(運が良いと思うか?どうなんだ、坊や?)はもう映画史に残る名場面。これだけでこの映画観る価値あるよ。
2. 緊迫感あふれる追跡劇
犯人スコルピオとの攻防戦がほんとにハラハラドキドキなの。サンフランシスコの街並みを背景にしてるから、映像も綺麗なんだけど、それと同時に犯罪の恐怖がリアルに伝わってくるのよね。スコルピオ役のアンディ・ロビンソンも、あの狂気じみた演技が凄すぎて、思わず見入っちゃう。
3. S&W M29リボルバーがカッコいい
キャラハン刑事が使ってる銃、スミス&ウェッソンのM29。これがまた大きくて存在感があるのよ。弾は.44マグナム弾で、当時“世界最強”って言われてた銃なんだって。キャラハンの強さを象徴してるアイテムって感じ。
4. 現代にも通じる社会的テーマ
この映画、ただのアクション映画じゃなくて、犯罪に対する法の限界とか正義のあり方を問いかけてくるのよ。キャラハンのやり方って結構過激なんだけど、それでも必要だと思わせる部分もあって、観てるこっちも考えさせられるんだよね。
感想
『ダーティハリー』って、単なる娯楽作品じゃなくて、結構深いテーマがあるのよね。キャラハン刑事のキャラクターが特に面白くて、正義と法の狭間で揺れ動いてる感じがすごく伝わってくるの。彼の行動には共感できる部分もあるけど、やっぱり手段がちょっと危険すぎるんじゃない?って思うところもある。
特に衝撃的なのは、スコルピオが釈放されるシーン。ここって、現実でも犯罪者の人権とか被害者の救済とかが対立する問題を考えさせられる場面だよね。それに対してキャラハンが法を越えて動く姿は、賛否両論あると思うけど、それでも彼の行動にスカッとする部分があるのも事実。
それにしてもクリント・イーストウッド、カッコよすぎない?冷静で威圧感があって、なのにどこか人間味があるのが良いのよ。一方でスコルピオ役のアンディ・ロビンソンも怖すぎ!この二人の対立が映画全体を引き締めてる感じ。
あとね、この映画、1970年代のアメリカ社会の背景がすごく反映されてるんだよ。犯罪率が上がって、司法制度に対する不信感もあった時代だから、観てるとその時代の空気感が伝わってくるの。だから、ただのアクション映画じゃなくて、社会的な意義も感じられる作品なのよね。
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