スキップしてメイン コンテンツに移動

『ゾンビになった恋人 ― 愛と肉体の果てで』 …愛は死を超えるのか、それとも腐るのか。


――あの夜、彼は確かに息を引き取った。
冷たくなったその手を、私は離せなかった。

https://youtu.be/bV5Vd_X6hk0


「お願い、戻ってきて…」
涙と血が混ざる中、私の唇が彼に触れた瞬間、
かすかな息が、蘇った。

でも、それは“彼”ではなかった。
瞳の奥に宿るのは、愛ではなく、飢え。
私の香りに反応し、震える指が、頬をなぞる。
あの優しい手つきのまま、けれどその爪は、皮膚を裂いた。

それでも私は逃げられなかった。
腐りゆく彼の体に腕を回し、
「大丈夫、わたし、ここにいる」
そう囁いた。

――愛は、どこまで許されるのだろう。
温もりのない抱擁の中で、私は悟った。
生きることより、一緒に朽ちるほうが幸せだと。

夜明け前、静かに唇を重ねる。
血の味がした。
それでも、私は微笑んだ。
「これでやっと、一つになれたね。」


コメント

このブログの人気の投稿

熊本駅前のタワーマンション最上階1億5千万円で売りに出てるらしい

前略 国道3号線から ~キッチンカーで走る、九州縦断の旅~

コースト化粧石けんCoast DEODORANT SOAP

手作り自作看板の作り方ポリエチレン板ポリプレート

馬刺しを食べるときの薬味はホースラディッシュ

ニット編みビーズニッティングBeads Knitting

岩城滉一がソロキャンプ使っている焚き火台ムラコ [MURACO] SATELLITE FIRE BASE

水曜どうでしょう 原付ベトナム縦断1800キロ ベトナムを旅するのに最適なガイドブック。地球の歩き方

4連休は予約いっぱいで家キャンプ焚火台 ファイアーディスク

災害時の停電対策で使えそうな100均のクローゼットライト