最初はただの親切だった。
妻の母=玲子さんは、四十代とは思えないほど美しく、落ち着いた雰囲気の人だった。結婚してから、義実家に行くたびに、彼女の細やかな気遣いと優雅な仕草に心を奪われることがあった。
「お茶でも飲む?」
ある日、夫が出張で家を空けた夜、義母がふいに訪ねてきた。
「一人だと寂しいでしょう? たまには話し相手くらいさせて」
リビングで並んで座り、ゆっくりとお茶を飲む。穏やかな香りが広がる中、義母の手がふと俺の手に触れた。
「驚いた? ふふ、冷えてるわね…」
彼女の指先が、まるで確かめるように俺の手の甲をなぞる。その仕草に、妙な緊張が走った。
「お義母さん…?」
「大丈夫。私はただ、あなたのことが気になって…ね」
そう言って微笑む玲子さんの瞳は、どこか甘く滲んでいた。
気づけば、義母の唇が俺の耳元に近づいていた。
「誰にも言わないわ…あなたが望むなら」
彼女の指が俺の頬を撫で、ゆっくりと顎を持ち上げられる。理性が「いけない」と叫んでいるのに、身体はその温もりを拒めない。
気づけば、俺は彼女の中にいた。
指先が肌をなぞるたびに、背中が甘く震える。玲子さんの唇がそっと鎖骨をなぞり、熱を帯びた吐息が耳元をくすぐる。
「怖がらなくていいのよ…私に任せて」
囁かれるたび、逆らう力が抜けていく。義母の指が俺の肩を撫で、ゆっくりと滑るように腰へと降りていく。
「こんなにも…感じているのね」
その言葉に、心臓が跳ねる。触れられるたびに身体が熱を帯び、理性が霞んでいく。
どれくらいの時間が経ったのか分からなかった。玲子さんの指先が導くままに、俺は快楽に沈んでいった。
翌朝、目を覚ますと、玲子さんが静かに微笑んでいた。シーツの間から伸びる白い指先が、俺の脚をそっと撫でる。
「ねえ…これからどうする?」
罪悪感が押し寄せるのに、身体はまだ昨夜の余韻を忘れられない。
妻には言えない秘密が、今、俺たちの間に生まれてしまった。
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