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理不尽な上司への逆襲



私は佐伯奈緒美。大手企業の営業部に勤める30代の会社員だ。仕事は好きだが、一つだけ許せないものがある。それは、うちの上司・村上部長の理不尽な態度だ。


 村上部長は、気分次第で部下に当たり散らす。仕事のミスを押し付け、気に入らない社員には露骨に冷遇する。特に私は、彼の「ストレス発散要員」にされていた。


「奈緒美、なんだこの資料は?やり直しだ!」

「お前のやる気のなさが数字に出てるんだよ!」


 そんな理不尽な言葉を浴びせられる毎日だった。


 だが、私はただ耐えるような女ではない。決定的な証拠を掴んで、反撃の準備を進めていた。


 ある日、私は村上部長が取引先との接待で裏金を受け取っている場面を目撃した。さらに、社内の経費を私的に流用している証拠も掴んだ。これで決まりだ。


 私はこっそり証拠をまとめ、ある朝、会社の監査部に匿名の内部告発を送った。


 翌日、村上部長は会議室に呼び出された。監査部の厳しい追及に、彼はしどろもどろになりながら言い訳を並べた。しかし、私が提出した証拠の前では無意味だった。


「村上部長、あなたの経費流用と不正行為について、正式に調査を開始します。」


 そう告げられた瞬間、彼の顔が真っ青になった。


 その数日後、村上部長は解雇処分となり、会社を去った。社内はすぐにこのニュースで持ちきりになった。


「奈緒美、よくやったな!」


 同僚たちは私を称えた。私は何も言わず、ただ微笑んだ。


 理不尽な上司に泣かされる時代は終わりだ。これからは、正しく働く者が報われる世界でなければならない。私は、そう信じている。




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